3月1日(土)現地説明会を開催します

平成25年度の信長公居館の発掘調査は終盤を迎え見頃となっています。
ということで、下記の日程で現地説明会を行います。

【開催日】 平成26年3月1日(土)

【開催時間】 午前10時~午後3時

【場所】 岐阜公園ロープウェイのりば周辺

【全体説明】 ①10:00~ ②11:00~
③13:00~ ④14:00~
※ロープウェイのりば南側で担当職員による説明(20分程度)

【当日のお問い合わせ先】
058-214-2365
(社会教育課直通)
※8時30分~15時00分 対応

~今回の発掘調査でわかったこと~

今年度は、谷川の北側にある平坦地(A地区)の全容解明のため全面調査を行っています。

① 館にある複数の庭園のうち、最大規模の庭園の全容が明らかとなった
・東側をチャートの岩盤、西・北・南側は石垣で護岸して区画しています。

② 巨大な岩盤と岩盤を流れ落ちる2本の滝が庭園の最大の見どころ
・岩盤と岩盤を流れおちる滝を見せる庭園であることがわかりました。

③ 金箔瓦を葺いた中心建物へは橋が架けられていた
・南側の谷川を渡る橋へと至る橋台関連遺構?を発見しました。

④ 館の入口から庭園(A地区)に至る動線が明らかとなった
・南側斜面の東端で立派な階段が見つかりました。
・階段を上がると目の前に巨大な岩盤と池が広がります。


調査区全景(ロープウェイから)

ロープウェイから

西斜面の石垣
全長34mあります

西斜面


巨大な岩盤
手前が池になります

岩盤

 

南側斜面の石垣と階段


南斜面