(1)昨年度の調査
・昨年度は山上部と中腹部の計4ヶ所で調査を実施。天守閣北西隅で信長期の可能性がある天守台石垣を初めて発見。
現地説明会を行ったところ5日間で約3,500人に見学していただきました。
(2)今年度の調査の目的
・今年度は天守台周辺と一ノ門の2ヶ所で調査を実施。
(対象面積合計約440㎡)
⇒昨年度見つかった、信長期の可能性がある天守台石垣周辺をさらに詳しく調査。
天守台石垣のより詳細な構造や築造時期に迫ります。
⇒一ノ門は、美濃国守護であった土岐氏が築いた山県市(やまがたし)大桑城(おおがじょう)の岩門(いわもん)と構造が類似。
発掘調査で詳しく構造を確認することで大河ドラマ「麒麟がくる」でも注目を集めた大桑城との関係に迫ります。
調査位置
令和元年度に見つかった天守台石垣 一ノ門
⇒調査の様子は「岐阜城跡発掘調査」Twitter(@GifuCityHistory)で随時紹介。調査の様子をリアルタイムで発信。
(3)調査期間
令和2年10月28日(水)から1月中旬までの予定。
【作業日時】
平日 9:15~15:45 雨天中止
※土・日・祝日休み
(4)作業の見学について
・一ノ門については登山道から見学が可能です。
・天守台周辺は場所が狭く、危険なため見学は行いません。
・岐阜公園内の発掘案内所で当日の調査予定をご案内します。見学前にあらかじめご確認ください。
・見学の際は新型コロナウイルス感染症対策のため、マスクの着用及び間隔をあけての見学をお願いします。