ルイス・フロイスがみた信長居館1

 

「私たちは岐阜の市に至りましたが、人々の語るところによれば、 八千ないし一万の人口を数えるとのことでした。

 取引きや用務で往来する人々がおびただしく、 バビロンの混雑を思わせるほどで、塩を積んだ多くの馬や反物その他の品物を抱えた商人たちが諸国から集まっていました。」

 

松田毅一・川崎桃太訳

「完訳フロイス 日本史2 織田信長篇2」 中公文庫2000 より引用

 

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私の名前はルイス・フロイス、ポルトガルから来たイエズス会の宣教師デス。わたしはかつて織田信長公にキリシタンの支援をしていただくため、 岐阜を訪れました。信長の岐阜入城から2年後、 1569年6月のことです。  

 ここではみなさまに、私が書き残した手紙や著書『日本史』をもとに、そのとき訪れた信長居館の様子を紹介したいと思いマス。