ルイス・フロイスがみた信長居館2

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私が信長に出会ったのは、彼 が造った新しい宮殿を見に行く途中のことです。 いつ着いたのかとたずねられ、 私の来訪を喜んでくれた様子でした。その後10人前後で宮殿に向かったのです。

 

 

「宮殿は非常に高いある山の麓にあり、その山頂に彼の主城があります。驚くベき大きさの裁断されない石の壁がそれを取り囲んでいます。 第一の内庭には、劇とか公の祝祭を催すための素晴しい材木でできた劇場ふうの建物があり、その両側には、 二本の大きい影を投ずる果樹があります。広い石段を登りますと、ゴアのサバヨのそれより大きい広間に入りますが、前廊と歩廊がついていて、 そこから市の一部が望まれます。」

松田毅一・川崎桃太訳

「完訳フロイス 日本史2 織田信長篇2」 中公文庫2000 より引用