2007年09月 アーカイブ

調査日誌 9月28日

本日も昨日と同じ作業を行いました。

2区では実測作業、3区では表土を剥いだ後、1層の掘り下げを行いました。
ガラスなど新しいものがいっぱい入っている土です。

調査区の両端ではかなり高低差があるので、山側はずいぶん土が堆積していると考えられます。 そのあたりの土の厚さも確認しながら戦国時代の地面まで下げていきます。

ところで、2、3区では蚊がいっぱいいます。蚊取り線香を焚いたり、虫除けの機器を装備していてもまとわりついてきます。 実測で線を描いている時には気にすると線がゆがむので、たとえ血を吸われているのがわかっていてもガマンです。

 


 

調査の公開は今日までの予定でしたが、実測作業がまだ残っていますので、来週も見学可能です。蚊に気をつけてお越しください。

 

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3区の様子です。

よく見ると現場に蚊取り線香が・・・

 

 

 

 

調査日誌 9月27日

2区では実測作業を行いました。

そして今日から3区も掘り始めました。まだ表土をはいでいるだけですが、

だんだん調査区らしくなってきます。しばらくは2区の実測作業と3区の掘り下げを並行して行う予定です。

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実測風景です。

 

 

 

 

 

 

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3区の作業風景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調査日誌 9月26日

本日は2区の実測と埋め戻しの準備を中心に作業を行いました。
石が多いので、実測も少し手間がかかります。

南側に拡張した部分では、壁際にサブトレンチを設定して、下の土の状況を確認しました。その結果、 黄色い整地土の下に炭の層が薄く確認できました。これは、これまでの所見とも合致するものです。
土の堆積は

下の遺構→炭・焼土層→整地土→上の遺構

という順番になります。

 


 

今日は午後から3区の準備作業として、草刈、調査区の設定作業を行いました。がんばっていただいたおかげで、 草もなくなりだいぶすっきりしました。

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調査前の状況

白いロープの中が調査区です。

写真の右側が山側になります。

 

 

 

 

調査日誌 9月25日

先週に引き続き本日も写真撮影を行いました。現場は木漏れ日が多くて、陰になるのを待ちながらの撮影です。

先週南側に拡張した調査区では、戦国の整地土が出ましたが、そこには特に建物跡などは見つかりませんでした。 今日は写真撮影の後にこの拡張部分の西壁にサブトレンチを作って、掘り下げを行いました。土の堆積状況を確認します。

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西から見た様子。

 

 

 

 

 

 

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東半分を南西からみたところ。

白線で引いた部分より上側(北側)は粘土層が見られる範囲です。

 

 

 

調査日誌 9月21日

本日は、発掘後の写真撮影の日です。

朝から周辺をきれいにして、撮影を行いました。
ちなみにこの現場で使っているカメラはコンパクトデジカメと1眼レフの35ミリカメラ、6×9の中判サイズのカメラです。

昨日は更新できませんでしたが、第2回目の発掘調査の委員会を開催しました。 専門委員と関係有識者の方に現場を見ていただき貴重な意見をいただきました。

調査のまとめとともに、また改めてご紹介できればと思います。

 

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2区での説明風景

 

 

 

 

 

 

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会議の様子です

 

 

 

 

 

 

調査日誌 9月18日

先週は金曜日を雨でお休みしたので実質2日ぶりの日誌です。

2区では一部南へ調査区を広げて掘り下げをはじめました。幅1.2m×長さ3mの範囲ですが、 ここで調査上の疑問が少しでも解決できればと思います。

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南東からみたところ

 

 

 

 

 

 

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調査拡張前の様子

 

 

 

 

 

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なお都合により、明日の作業と案内所は晴れてもお休みしたいと思います。

申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

 

 

調査日誌 9月12日

最近は、夜に雨が降り朝やむといった感じで、なかなか天気が安定しません。
仕事柄、朝起きるとまず天気や雨の量が気になりますね。
最近はインターネットで細かい予報を見ることができるので、便利さを痛感します。

さて、2区では礎石みたいな石や石列、大きな石(岩?)などが見つかっていますが、 なかなかこの場所の性格を特定するモノが出てきません。遺構面の上部には石垣の中に詰められていたと考えられる石がたくさん出て、 山側に石垣があったと思うのですが、その痕跡もまだ確認することができません。

礎石のような石も小型で、周囲に同じような石がないので、礎石と呼んでいいのか疑問があります。そこで、 その石を中心に南側に幅1.2cm、長さ3mの調査区を南側に張り出す形で拡張することにしました。 明日からは部分的に分からないところを検討しながら、拡張部分の掘り下げを進めて行きます。

1区はフェンス撤去しました。昨晩の雨でぬかるむ場所があります。乾いたらならしたいと思いますが、立ち入りはご遠慮ください。

大変申し訳ありませんが、木・金は担当者休みのため更新できません。ご了承ください。
現場は調査を行っております。

調査日誌 9月11日 1区完了

今日は1区の埋め戻しをしました。6月12日から調査を開始したので、追加を含めて合計3ヶ月調査を行ったことになります。まず、 遺構面を保護するために砂を30cmほどいれて、それから重機で埋め戻しました。

埋め戻しの時、担当者は今まで調査した現場が見れなくなるさみしさと、肩の荷が下りた安堵の気持ちを感じます。埋めている最中、 雨と暑さに悩まされたことを思い出したりしていました。

夕方、埋め戻しが終わったころに雨が降り始めました。後片付けは残っていますが、あすから2区に集中して調査を行っていきます。

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重機と人の手で細かいところにも砂を入れていきます。

 

 

 

 

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砂ですっぽり覆われた様子。

 

 

 

 

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重機で埋め戻している様子です。

 

 

 

 

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夕方にはすっかり埋め終わってしまいました。作業員の皆さんお疲れ様でした。

 

 

 

 

調査日誌 9月10日

昨晩は雷とともに激しい雨が降りました。その影響で現場は水浸し・・・

1区は明日から埋め戻しなので、水を抜いてドロを取り除く作業をしました。同時に実測の残りを行い、 記録作業は今日ですべて終わりました。また機会を改めて、成果をまとめて報告したいと思います。

2区では、土層の断面実測の続きをしながら、山側の北壁に新たにサブトレンチを設けて、石垣の痕跡を探しました。

 

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土層断面の様子(西から撮影)

よく似た土なので、色の違いはわかりにくいとは思います。

 

 

 

 

調査日誌 9月7日

今回の台風、首都圏は大変でしたね。
岐阜は夜に風が強くなりましたが、現場のほうも大きな被害はなくて一安心です。

1区では土層観察用のアゼを取っている最中に、アゼの真下から石積み状の遺構が出てきました。 最後の最後にいろいろ見つかるもんですね。でも発掘調査ではよくある話?かもしれません。

浅い溝を掘り、そこに砂岩の石を積んでいますが、東側は積み方はあまり規則性はありません。一部の石が火を受けて変色していました。
用途としては塀などの基礎が考えられます。今日は検出と写真撮影を行いました。来週月曜日に実測を行い、火曜日から埋め戻す予定です。

今週末は雨も降る予定がないので、シートを取った状態ですので、土日にもごらんいただけるかと思います。

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写真中央が石積み状遺構です。

 

 

 

 

 

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上から見たところ(上が東)

 

 

 

 

 

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赤く変色している石があります。

 

 

 

 

 

2区は、戦国時代の地面まで下げつつ、土層観察用のアゼの断面の様子を実測しました。

 

調査日誌 9月6日

今日は、1区では調査区北側の土層観察用のアゼを壊して戦国の面まで出す作業、断面図に土の色を記録する作業、 2区では戦国時代の地面の検出作業をしました。

残念ながら昼前に雨が降り始めてしまい、今日の調査は午前中で終わることになってしまいました。 明日も台風の影響で雨の可能性が高いようです。

 

調査日誌 9月5日

1区、2区とも昨日の続きを行いました。

2区西側で出てきた集石については実測後、高さを記録しました。石をはずすのはもう少し検討してからにします。

2区東側では、チャートの石が立った状態で並んでいる様子が確認できました。北東から南西への方向で並んでいます。 北側には円礫が多く見られます。

今のところ用途は確定できず、時代もわかりませんが、どの面にすえられたものなのか、明日以降調査を行います。

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南から撮影

 

 

 

 

 

調査日誌 9月4日

1区では断面図と平面図の実測作業をしました。

2区では、調査区西側にチャートの角礫、川原石が集中する箇所があるので水できれいに洗った後写真を撮りました。 どうやら川原石の一部は焼けているようです。現状で図面を作成して記録をとった後に、9.4 009 石をはずしてみたいと思います。

 

南東から撮影

 

 

 

 

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戦国時代の地面まで下げたところから出てきた焼き物です。中国製磁器の碗です。

城下町の1区と比べて輸入品の磁器が多く見つかっています。

 

 

 

 

 

調査日誌 9月3日

今日が9月最初の現場です。先週は後半に雨に降られてなかなか調査ができませんでした。

1区では調査区にたまった水をみんなで汲み出した後、先週に引き続き実測作業をしました。今週中に図面を書いて、 来週には埋めはじめたいと思います。

2区も先週と同じ作業です。少しづつ戦国時代の地面まで掘り下げています。

 


 

8月にはたくさんの方が発掘現場に足を運んでいただけました。
案内所を見学された人は1ヶ月で3,590人、一日平均で115人でした。一番多い日は12日、14日で両日とも279人、 県外からもたくさん来ていただけたようです。
ありがとうございました。


ところでたまにお話しするのですが、岐阜公園にだけ歴史が眠っているわけではありません。皆さんのすんでいる地域にも歴史があるはずです。 これをきっかけに地域の歴史にも関心を持っていただければうれしく思います。