2区の調査成果 その2

仲隆裕(なか たかひろ)京都造形芸術大学教授(庭園史) のコメント

 

 石列より南側には水が流れていたか、 池であった可能性があると考えられる。その場合、 石敷遺構の川原石は州浜の石で、 立て並べた石列は州浜の裾止め石に相当するとみられる。

 部分的に石が集まっている場所は、景石や手水鉢の根石の可能性がある。

 

州浜(すはま)               - 池の水際に敷き詰めた石敷き

景石(けいせき)             - 日本庭園で、 風趣を添えるために所々に配した石

手水鉢(ちょうずばち)    -  手を洗う水を入れておく鉢

 

今後の予定

庭園遺構である確証を得るとともに、 その範囲や平坦地全体の性格、構造を明らかにするため、次年度以降も調査を実施する予定です。