2区の調査 詳細その2

2区の調査では、大きな石が見つかっています。9.25 023

見つかったときは、「巨石列」 の石材である可能性が考えられました。巨石列とは信長居館の入口部分に見られるもので、石垣のように土留めをするためのものです。 それがある段階で動かされた可能性が考えられたのですが、周辺を細かく調べても、石の周りの土には掘り込みの跡は見られません。

戦国時代より後にこの石が動かされたのなら、地面に穴を掘って動かした痕跡があるはずなのですが、 そのような跡は見つかりませんでした。ということは、この石は少なくとも戦国時代にはこの状態であったことになります。

なお写真では大きい石の姿がかなり見えていますが、部分的に周りの土や穴を掘り下げた結果そのように見えるだけで、 本来は石の頭が露出する程度だったと思われます。
周りには州浜と考えられる石敷きがあります。地面から頭を出していたこの石も庭の一部として取り込まれていたのかもしれません。