3区の発掘調査成果 上段部分
3区上段 戦国時代の遺構面を確認
・ 調査区東側で炭・焼土まじりの粘土層を確認した。粘土層の東端部分は高くなっており、段状の地形があったと思われる。
粘土には川原石が埋められていた。粘土層の上にはチャートの集石があるが、これもある段階の遺構の可能性がある。
・ 調査区西側で部分的に石を組んだ溝状の遺構を確認した。溝状遺構は川原石を含む粘質土で埋められている。
溝状遺構の段階と川原石で埋めた段階の2時期確認できる。
・ 遺物は少量であるが、遺構面以下からは近世以降の遺物は出土していないため、検出した遺構は戦国期のものと考えられる。
・ 壁際で下層の土の堆積を確認したところ、一段階古い時期の地面から掘り込まれた遺構を確認。
・ 調査区中央部は地面が削られているようで、遺構は確認できなかった。
・ 遺構面が焼けている痕跡は確認できなかった。
・ 礎石などは確認できなかったことから、調査範囲内に建物が建っていたとは考えにくい。
今回の調査範囲では平坦地の性格を明らかにすることはできませんでしたが、この上段部分も戦国時代には平坦地として造成され、 信長居館の範囲に含まれていた可能性を確認できました。
下段で見つかった建物跡とどのように関連していたのか、今後確認していきたいと思います。
西側で見つかった川原石
部分的に掘り下げたところ、その下で石組みの側溝のような溝状遺構を確認しています。
写真は後日アップします。
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- 日時:19:44
